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『反撃の雄たけび』使って・使われて印象に残ったカード3選

先日、20年前に母校の創立130周年記念で埋めたタイムカプセルが開封されました。

しっかり綺麗に残ってたんですけど、内容が酷すぎて顔を覆いたくなりました。

 

どうも、たまごまんです。

 

『反撃の雄たけび』が発売されてしばらく経ちましたが、いかがお過ごしでしょうか。

 

私はというと、9月に開催される名人位決定戦の権利はないものの、

大阪の調整会に参加したり、Discordを用いた対戦を実施したりと、

ありがたいことに新カードを試す機会に恵まれておりました。

 

中には見た目より強かったカードや意外な使い方ができたものもありました。

ということで、今回は新カードの使用感を紹介していきたいと思います。

 

 

1.【17-128L】マリア

 

 

使ってみて、使われてみて一番評価が上がったカードです。

もともとふんわり「強そうだな~」くらいにしか思ってませんでしたが、

「強そう」ではなく「クソ強い」でした。

 

【17-128L】マリアの強いポイントはいくつかあります。

 ① 対象のバックアップがアクティブになるので都合1CPでキャストしている

 ② パワー8000または10000のフォワードが実質ヘイストで出てくる

 ③ バックアップとしての特性を応用できる

 ④ バックアップの能力は消えるものの、名称やジョブ、カテゴリは利用できる

ざっくりこの3つに分けて解説しようと思います。

 

①については、【17-128L】マリアをキャストするのに使用した2CPのうち1CPは

アクティブになって帰ってくるので、都合1CPとはそういうことです。

フォワード化したバックアップはアタックせずにCPを生み出すことも可能なので、

ここから連続でカードをキャストすることが容易にできます。

 

②についてはテキストそのままですが、パワー8000は意外と馬鹿になりません。

2CPのバックアップをフォワード化した場合は【17-128L】マリアが残る限りは

パワー10000となりますので、ブロックで止めることはなかなか困難です。

①と合わせて考えると『都合1CPでフォワード2体増え、うち1体はパワー10000』と、

とんでもないコストパフォーマンスを持っていることがわかりますね。

 

③は、「バックアップを対象にする能力」をフォワードに対して使用できること

逆にフォワードを対象にする能力」をバックアップに対して使用できることです。

例えば【16-043H】アトモスのアビリティはバックアップをアクティブにしますので、

【17-128L】マリアでフォワード化されたバックアップにも使用ができ、

アタック後にアクティブにすることで実質ブレイブ付与のような動きができますね。

その逆として、【17-052H】ダリオ・ホルンのターン終了時効果はフォワードを

アクティブにするものですが、フォワード化したバックアップを選ぶことで

相手ターンに構えるバックアップを1CP増やすことができます。

地味なようですが非常に使いやすいシナジーです。

 

 

 

最後の④は考えれば考えるほど面白いです。

例えばフォワード化した【15-052C】チョコボは【カード名:チョコボ】ですので、

【16-055C】チョコボ・サムのアビリティでパワーを3000上げることができます。

この恩恵を受けることができるのがジョブやカテゴリを参照するテーマデッキです。

フォワード化された【カード名:モンク】のバックアップは【13-064R】ヤンの恩恵を

受けてパワーをさらに上げることができます。

 

 

【カード名:侍】をフォワード化すると【11-003R】カイエンのアタック時効果を

即座に使用することができ、相手の意表をつくことができます。

 

 

 

【カテゴリ:FFXⅣ】のバックアップは【17-016L】ヒエンの恩恵を受けることができ、

【ジョブ:暁の血盟】であれば【16-100L】ヤ・シュトラのカウントも増えますね。

 

  

 

こんな感じで色々考えることができます。

使って、使われて一番強かったのは【ジョブ:侍】のギミックですが、

もしかしたらもっと強い組み合わせもあるかもしれませんので、探してみてください。

 

 

 

2.エクスデス


こいつは評価というよりは、使い方が興味深かったです。

まず、毎ターンキャラクターを除外する能力の条件である除外カード20枚、

これは結構大変でした。おおよそゲーム中盤から発揮する能力と見ていいです。

デッキにもよりますが、序盤にコストとして切るカードには召喚獣が多く、

【17-091L】エクスデスで除外できないために数を稼げないことが多かったです。

 

しかしながら条件を達成した【17-091L】エクスデスはやはり厄介で、

場に居座り続けると【ジョブ:モールズの夜会】デッキのように盤面に

一定数のカードがあることで力を発揮するデッキには致命傷になりかねません。

また、パワー10000なので除去するにはそれなりのものが必要になってきます。

 

この辺りの特徴を活かして

 ① ブレイクゾーンのキャラクターを効率よく貯める

 ② 条件達成した【17-091L】エクスデスを守るためのカードを採用する

といった2点を意識した使い方が有力になってきます。

 

『雷属性』の『エクスデス』であるので、【13-070C】うつろいの魔人と

【13-054C】いにしえの淑女でコストを下げることができるのも大きいです。

こいつらを採用するとバックアップの展開は非常に安定するので、

デッキのバックアップの枚数を減らして他の枠に割くことができるのも強みです。

 

 

土雷で先述の①、②を達成できるカードを採用したデッキは、かなり強いと思います。

①は【15-086R】アクシスや【PR-110】ライトニング、【15-130H】朱雀の闇などが、

②は【9-068H】ドラゴン、【1-110C】タイタンが選択肢に入りそうですね。

 

  

 



 

3.【17-012R】ティファ

 

偉いところが非常に多いカードです。

まず9000ダメージなので倒せる幅が広いこと、そしてEXバーストがついていること、

【カテゴリ:FFⅦ】であること、【カード名:ティファ】であること。

極めつけにはフォワードとしてもカウントできることです。

 

これは体感している方も多いと思いますが、8000ダメージと9000ダメージでは

使いやすさが段違いです。先日紹介した火氷に【16-010H】ジンを採用したのは、

【17-017H】マッシュの『オーラキャノン』が8000ダメージだと倒せないカードが

それなりに多かったためです。それくらい違います。

バックアップを並べながらそれなりのフォワードを除去できるので、

テンポを損なわずに相手の序盤の動きを抑えることができる優秀なカードです。

初手の【12-012L】テンゼンや【16-080H】マダム・エーデルに使えると良さそうです。

 

 

 

 

そして【カード名:ティファ】なので【1-188S】ザンガンからサーチが可能です。

【1-188S】ザンガンもEXバースト持ちなので、デッキ内のEXバーストの枚数を

増量することができます。しかも両方火属性なので単色でも使いやすいですね。

 

【1-188S】ザンガンとセットで考えると、【カテゴリ:FFⅦ】を難なく2種採用、

しかもEXバーストがあるので枚数入れてもいいので、【14-065L】クラウドのような

【カテゴリ:FFⅦ】の枚数に意味があるカードは良い相性でした。

 

 

 

 

そしてフォワード化できる能力は、自ターン中のみとは言えかなり強いです。

対戦相手は自分があと何点ダメージを受けたら負けるかを考えるときに、

【17-012R】ティファをフォワードの数に入れないといけません。

 

しかも【15-118C】ブルードラゴンのようなモンスターと同じで、

先に他のフォワードからアタックしてしまえばEXバーストで除去され、

アタック数が減ってしまうことはほぼ無いと言っていいです。

仮にEXバースト等の意図しない除去で他のフォワードがブレイクされ、

勝つためのアタックが足りなくなってしまった時には温存することができます。

 

【1-107L】シャントットのような全体除去の影響も受けないので、

相手の場にいるとそれだけで厄介です。【1-188S】ザンガンを入れないまでも、

火属性のデッキならば1枚~2枚くらいは採用していいカードだと感じました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、いかがだったでしょうか。

 

FFTCGはシナジーが強力なゲームなので、過去のカードと色々組み合わせることで

新たな動きやコンボが発見できるのが、他のカードゲームより楽しく感じます。

 

皆さんはどんなカードが印象に残りましたか?

よければコメント欄で教えてください。

 

 

では今回はこの辺で。

皆さん良きFFTCGライフを!