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【FFTCG】デッキウォッチング~海外大会の上位デッキたち~ その1

釣りに行こうと船を予約したらシケで中止。

別日程で予約したらまたシケで中止。

これを4連続でやってます(号泣)

 

>挨拶

 

たまごまんです。

 

 

今年から世界大会も復活ということで、日本でも予選がスタートしていますが、

海外でも活発に大会が開かれており、日本とはまた違ったデッキが活躍しています。

 

上位のデッキを見るといろいろとすごかったので、デッキウォッチングと称して

勝手ながら紹介していこうかなと思います。

 

 

 

Materia Cup 2023 - Florida

 

今回紹介するのはこちらの大会。

アメリフロリダ州で行われた大会で、参加者は99名。

それなりの人数を勝ち抜いたデッキたちがこちら。

 

1位 土氷コントロール

2位 火氷カテゴリⅥ単

3位 氷雷

4位 夜会WoL

5位 土氷コントロール

6位 4色光の戦士

7位 4色ゴルベーザデジョン

8位 オルトロスリローデッド

9位 氷雷

10位 夜会WoL

11位 火単マギサ

12位 テラフォーミング

13位 氷雷

14位 リュック単

15位 3色忍者

16位 非レオ型水単

 

 

・・・なんかちょくちょくデッキ名が凄いやつがありますね。

どんなデッキか見ていきましょう。

 

 

・リュック単

 

バックアップはほぼ土単ですが、【18-068R】リュックと【6-084L】レオで色を確保、

マルチカラーのパワーカードをプレイできるようにしたデッキです。

 

 

 

完全に【18-068R】リュック頼りかというとそうでもなく、

【16-065C】アンバーから【16-075R】シンジュにアクセスして

【16-003C】エルビスが出せるようになっていたり、氷属性のバックアップとして

【5-028C】裏魔道士が採用されており、火土氷の3属性は最低限確保されています。

 

【5-028C】裏魔道士はおそらく夜会を意識しての採用でしょうか。

複数枚置いてしまうと【18-068R】リュックがいたとしても

【19-128L】ウォーリアオブライトが出せなくなってしまうので注意が必要です。

 

 

デッキに入っているカラーだけ見ると怒涛の6色

性質上バックアップを展開しなければ戦えませんが、【1-107L】シャントット

【15-082H】ヘカトンケイルのリセット手段でなんとかできるようになってますね。

 

 

 

テラフォーミング

 

ティナの名前が海外では『Terra』なのでこの名前が付いているものと思われます。

その名の通り【15-037L】ティナで盤面を凍結祭りにするデッキです。

 

そのため、召喚獣の採用枚数はなんと24枚。デッキのほぼ半分が召喚獣です。

しかもその召喚獣のほとんどがキャントリップ能力(カードを1枚引く能力)が

付いており、連続して召喚獣をキャストしたいという意図が読み取れますね。

 

 

 

氷属性が出るバックアップが【1-107L】シャントット、【11-072R】デシ、

【1-183H】コスモスと、準備に時間がかかる弱点はありますが、

【15-037L】ティナがいる状態で召喚獣を連続キャストし、【12-116L】ロックで

さらにダル凍結とハンデスまで行くと、流石に強そうです。

 

【14-047R】チョコボモーグリと【6-058R】モーグリ [XI]のコンボも搭載。

召喚獣のキャスト数を稼ぎつつ、次の召喚獣に繋げても良し、【12-116L】ロックを

サーチしても良しと、万能サーチならではの状況に合わせた動きが見込めます。

 

 



 

 

オルトロスリローデッド

 

カード名『オルトロス』が全種類採用されている水単。正にタコ殴り

【12-092C】オルトロスだけ2枚採用に留まっている辺りにデッキの拘りを感じます。

 

 

 

 

これだけ採用されていると【9-104L】オルトロスのダメージがエグいことになります。

【14-101R】オルトロスがブレイクゾーンを肥やす能力を持っているので、

恐らくここからスタートするように思います。

2枚目以降の【14-101R】オルトロスに連鎖させてもいいですし、運が良ければそのまま

【9-104L】オルトロスを出すことも可能です。

 

【9-104L】オルトロスがブレイクゾーンに置かれたときは【15-109R】オルトロス

サーチして1枚除去しつつ、【15-109R】オルトロスのアクションアビリティで

次の【9-104L】オルトロスを探しに行くこともできます。

このアクションアビリティは相手ターンでも使うことができるので、

ハマれば【9-104L】オルトロスを相手ターン終了前に出して、次の自分ターンで

アタックしにいくことも狙えるようになっています。

 

【10-125H】リヴァイアサンで【14-101R】オルトロスの当たりをデッキの上に

仕込めることに気付いてちょっと嬉しくなったので追記。ピン差しですけどね。

もちろん【12-108C】レモラや【14-113R】リヴァイアサン仕込んでも強そうです。

 

余談ですが、僕が一番最初にオルトロスを知ったのはこのゲームです。

おなごや。何年ぶりかのおなごや・・・。吸うたるでぇ・・・。

 

 

 

・4色ゴルベーザデジョン

 

新カードである【19-077L】ゴルベーザと【19-036L】ヴェインを主軸に据えた

コンボデッキです。コンボが決まると凄いスピードでフォワードが展開されます。

 

 

【19-077L】ゴルベーザをデジョンした次のターンに四天王1体でて1ドロー、

【19-036L】ヴェイン出してデジョンカウンター取り除くと四天王がもう1体出て

【19-077L】ゴルベーザと【19-036L】ヴェインそれぞれで1ドローの系2ドロー。

なんかものすごいことになります。

 

並んだフォワードは【19-077L】ゴルベーザでパワーが+3000されるので、

一気にアタックを通して勝ちに行けます。

 

最初に【13-091H】カイナッツォや【15-083L】リディアを出せていれば

出てくる四天王でカウンターが乗っていくので、妨害や盤面処理を行えます。

 

 

爆発的にフォワードが展開されるので【15-082H】ヘカトンケイルが多い海外環境では

厳しい戦いだったかもしれませんが、それでも上位にいるのでデッキパワーは本物。

僕もすこし回してみましたがクセになります。是非お試しあれ。

 

 

 

・火氷カテゴリⅥ単

 

【15-042R】ロックのハズレを無くした結果、展開能力が極限まで高くなっています。

全てのカードに出た時1ドローが付くようなものなので、【17-017H】マッシュや

【19-125H】モグ [VI]のようなコストが軽く出せるカードがいることで、

とんでもないスピードでカードが並びます。

 

 

初手バックアップ2枚から4CPで【15-042R】ロックを出しつつカード追加、

というのが基本の動きになります。

【15-042R】ロックが生きてターンが帰ってくると祭りが始まります。

 

【17-002L】エドガー【17-017H】マッシュや【19-020H】ウーマロ【15-028H】ゴゴの

コンボを駆使して戦うこともできるので、意外と盤面にも干渉できます。

【15-028H】ゴゴは【17-002L】エドガーの能力も真似できるので結構強いです。

 

 

こういうデッキが多いので他のデッキも【1-107L】シャントット

【15-082H】ヘカトンケイルの採用率が高いんですかね。

しかし、このデッキは【15-082H】ヘカトンケイルを【17-017H】マッシュの

スペシャルアビリティ『チャクラ』でいなすことができます。

【15-021R】レオ将軍で封じても良いですしね。

 

 

 

このデッキで対戦させてもらう機会があったので、使ってみたのですが、

見た目よりもかなり強かったです。生半可な除去では対応しきれないですね。

ただ弱点もより明確であったので、研究のし甲斐があるデッキでした。

 

僕もFFⅥは大好きなので、この辺の研究についてはまたブログに書こうと思います。

 

 

 

 

・土氷コントロール

 

優勝者と5位のデッキです。

盤面処理、ハンデスにフィニッシャーのバランスが取れた、

非常に美しいコントロールデッキですね。

 

ハンデス⇒【16-041C】ユウナレスカ、【8-034R】スケイルトード

ハンデスシナジー⇒【16-038H】ビブロス、【18-019R】ヴァイス

盤面処理⇒【19-111L】プリッシュ、【15-084L】ロベルアクベル

リセット⇒【1-107L】シャントット、【15-082H】ヘカトンケイル

フィニッシャー⇒【13-028L】ファイサリス

と、役割分担がしっかりなされています。

 

【16-041C】ユウナレスカは絶対に置きたいバックアップですが、

【19-068R】リディアのお陰で2枚採用に抑えることができています。

一緒にサーチできる土属性の召喚獣には【15-082H】ヘカトンケイルがあり、

アグロデッキに対して睨みを利かせることができますね。

 

 

 

そしてコストパフォーマンスに優れる【19-112C】ラーケイクスも強いです。

出すときに隙がある【8-034R】スケイルトードや、相手によって使いまわしたい

【11-078R】マンドラゴラ、状況次第で強い【16-035C】鉄騎63型などを

タダで使えるのはありがたいですね。

 

 

 

できることが非常に多く、細かいシナジーもしっかりしていて、

流石に優勝するだけあって素晴らしいデッキですね。

日本ではまだ見かけませんが、これから注目されることになるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

というわけで、今回は以上です。

 

もう一つ、ベルギー、オランダ、ルクセンブルクの三国間で行われた

Materia Cup Beneluxも面白いデッキが入賞しているので、近日紹介します。

 

 

では皆さん、良きFFTCGライフを!