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【FFTCG】火氷FFⅥ単についての研究記録

梅雨ですねぇ。外に出る機会が減るので腹が出ます。(?)

 

>挨拶

 

たまごまんです。

 

 

 

無職の癖に色々と予定だけは立て込んでたのですが、やっと落ち着いたので、

久しぶりにFFTCGの記事を書けます。

 

海外レシピパートⅡをやろうとしたのですが、

ちょっとこれは旬なうちに言及しときたいな~ということで、

以前紹介した火氷FFⅥ単、実際これどうなん?ってところを書いてこうかなと。

 



僕はよく火氷FFⅥを使いますが、【4-048L】ロック主体に攻めるデッキで、

【15-042R】ロックを使用したフォワード展開系のデッキは専門外でした。

 

しかし、海外で結果を残し、その後も徐々にシェア率が出てきたということで、

FFⅥ好きとしてもこれは触っておきたいなと思い、使うことにしました。

 

とりあえず目の前の大きな大会が名古屋のStandard Championshipだったので、

そこに合わせてデッキを作成&調整。結果、当日持ち込んだのがこちら。

 

 

直前の日本選手権横浜予選で土水系のデッキが活躍していたこともあり、

【12-097H】シルドラや【9-068H】ドラゴンを防げる【15-021R】レオ将軍を3枚採用。

それから【15-082H】ヘカトンケイルへの耐性を持たせるべく、『チャクラ』を常に

構えれるよう、カード名『マッシュ』は多めに採用しました。

 

 

 

 

 

結果は9位で予選ボーダー踏みました。

負けの一つは火雷のブン回りで、対戦相手の方と検証した結果、

どう足掻いても勝てなかったので仕方なし。

もう一つは氷雷に事故気味に動くしかなく、負けてしまいました。

 

 

続いて、各所で開かれる世界選手権開催記念ショップ大会。

こっちにも別の形で持ち込んでみました。デッキはこんな感じです。

 

 

こっちには気持ち程度に夢の三兄弟を入れてあります。

揃えれる時は揃えに行きますが、基本は手数要員。横並びが苦手なデッキに有効です。

こちらのレシピでは2回参加したのですが、どちらも一敗。勝ちきれずでした。

 

 

 

というわけで。ここからが本題です。

 

 

今回このデッキを使ってみて、気付いたことがかなーりありましたので、

僕が思ったこと、感じたことを全部、ここで共有していきます。

 

これらは使う側だけでなく、火氷FFⅥ単に対面したときにも役立つ内容だと思います。

ただ一方で、上級者はデッキリストを見ただけで気付くことも多いと思いますので、

そういった方は該当部分を飛ばして読んでいただければ幸いです。

 

 

 

1.デッキの特徴

 

中心となるカードは【15-042R】ロックです。

デッキのすべてがカテゴリⅥのカードなので、【15-042R】ロックがいれば

全てのカードにキャスト時実質的1ドローが付きます。

 

これを利用してカードの展開を一気に加速させようというのがデッキコンセプト。

要は相手より早くフォワードやバックアップを展開して有利に戦おうということ。

そういったコンセプトから、デッキのレンジはアグロ~ミッドレンジになります。

 

 

環境デッキに対してはざっくりこんな相性です。

 

微有利 : 氷雷、風単系

五分  : 夜会、火雷、水単

微不利 : 土水系

 

 

デッキの除去が8000ダメージばかりなので、パワー8000がほとんどの対氷雷は

除去が楽であり、かつ氷雷側は4CP以上のカードの横並びに対する手段が無いので、

有利に立ち回れます。

 

風キャスト系のデッキに対してはアグロなので言わずもがな有利。

土水系のデッキは【1-107L】シャントットや【15-082H】ヘカトンケイル等の

スイープ除去に加えて【9-068H】ドラゴンが刺さるので不利です。

 

 

 

 

爆発的な展開力を手に入れる代わりに、このデッキには召喚獣が入っていません。

つまり対戦相手のターンにできることが少ないです。

【17-017H】マッシュのSアビリティくらいしか意表を突く行動ができません。

 

 

言ってしまえば【17-017H】マッシュさえいなければ、火氷側は盤面に見えてるカード

くらいしか使えるものが無いので、対策が容易です。

対面したときは【17-017H】マッシュを優先的に除去すると楽になります。

 

 

そして、使って感じたこのデッキの一番の特徴は、トップ対決に非常に脆いことです。

デッキコンセプト上同名カードが多いだけでなく、

【15-028H】ゴゴや【15-010R】バルガスのように単体で微妙なカードが一定数あり、

お互い手札0枚の状況になった場合はこちらが非常に不利になります。

氷雷には原則有利ですが、【16-041C】ユウナレスカ等でこのような状況になり易く、

対氷雷の主な負け筋になるので、意識しておきましょう。

 

 

 

2.デッキのギミック

 

基本となるギミックは【15-042R】ロック。

【19-125H】モグ [VI]や【17-017H】マッシュ等のコストが下がるカードと相性が

とても良いので、序盤はそれらのカードを集めに行く動きが主になります。

 

 

 

もちろん、【17-002L】エドガーと【17-017H】マッシュのコンボも健在。

除去の要になるので、【17-002L】エドガーを通せるタイミングを見極めて

使っていきたいところです。

 

 

 

 

もう一つ除去として優秀なのが【19-020H】ウーマロ。

こちらは【15-010R】バルガスと非常に相性が良いです。

【19-020H】ウーマロで除去しつつ、パワーが13000に上がって、

ダメージ除去で倒せない【15-083L】リディア等を倒すことができます。

 

  

 

 

そして【17-002L】エドガー、【19-020H】ウーマロと共に相性が抜群なのが

【15-028H】ゴゴです。単に除去性能を2倍にしてくれるので、

パワー9000以上のカードも除去しやすくなります。

 

 

 

【19-026H】ソーニョの能力も【15-028H】ゴゴでコピーできます。

どちらのターン1制限も自ターンと相手ターンそれぞれでカウントするので、

毎ターン2体ずつダル凍結できるようになります。非常に強力ですね。

 

  

 

 

主なギミックとしてはこんな感じです。

三兄弟はやはり揃うととてつもなく強いですが、【19-079H】スエーニョを出す手段が

【19-016H】レーヴのCIP能力だけなので、完成前に崩されることが多いです。

こちらも【17-002L】エドガーと同じく、相手の隙を見て使いたいですね。

 

 

 

3.その他注意点

 

【17-002L】エドガーと【17-017H】マッシュのコンボは非常に強力ですが、

前から言い続けているように非常に脆いです。

【17-002L】エドガーは【12-002H】アマテラス、【9-068H】ドラゴンのどちらにも

引っかかってしまう上に、【17-002L】エドガーの能力対応で【17-017H】マッシュを

除去されてしまうと、Sアビリティを使う前にコンボが瓦解してしまいます。

僕が普段使っている火氷は序盤のハンデスでこの辺りの裏目を消していくのですが、

このデッキではそれができない分、使うタイミングはしっかり見極めていきたいです

 

 

 

 

そして最も難しい部分が【4-026H】ガストラ帝国のシドによるサーチです。

このデッキにおいてはバックアップ以外なんでもサーチできるので、

選択肢がとても広く、それだけに何を持ってくるか難しいところです。

 

氷雷相手であれば【15-042R】ロックを最序盤に持ってきても裏目は少ないですが、

夜会相手だと【16-003C】エルビスで除去される裏目があります。

 

 

裏目がある場合は対戦中絶対に使うであろう【17-017H】マッシュをサーチしたり、

【15-042R】ロックを出す前のデコイとして【4-048L】ロックをサーチしたり、

三兄弟を揃えるために【19-016H】レーヴ、【19-026H】ソーニョの足りない方を

サーチしたりと、状況や相手に応じて選択していきたいです。

 

 

 

 

 

雑に書いてきましたが、概ねこんな感じです。

最初にデッキリストを見た時は凄く弱そうに見えたのですが、

使ってみると意外とそうでもなく、思ったより奥が深いデッキでした。

これからの環境次第では使うこともありそうです。

 

ただ、やはり相手の意表を突ける動きが少ないデッキなのは否めないので、

このデッキを理解している相手であればあるほど厳しい戦いになるように思います。

それも込みでいいデッキなんですけどね。

 

 

というわけで、今後はⅥ単ではない火氷も引き続き研究していこうと思っています。

そちらについては、またここで共有していきます。

 

 

では皆さん、良きFFTCGライフを!