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【FFTCG】火氷のススメ

台風で外出れないからふて寝してたら夜になったよ

 

>>挨拶

 

たまごまんです。

 

Opus9環境末期ということで、移転後最初の更新は火氷について書こうと思います。

 

まずはデッキ。台風で流れてしまいましたが、明日がFINALならこの構築で出てました。

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従来のものよりも除去を多めに採用しています。

【10-131S】エースが2枚なのがそれを象徴していますね。

FINALは『火氷』または『氷単』、『土単ケフカ』、『風単ユーリィ』、『水雷アグリアスフースヤ』の4種乃至5種から2つのデッキを選ぶ人が多いだろうと睨んでおり、どのデッキも放っておけないフォワードがデッキの中核を担っていることから、除去を多めに採用しました。

 

ちなみに【8-014L】ダンカンを1枚しか採用していない人はモグリだと私は思っています。モグはモグリクポ~なんちゃって・・・かなり攻めた言い方をしましたが、【4-038L】セリスがいる以上、アタック時の4kダメージでプレッシャーを与えるには【8-014L】ダンカンや【8-016H】ビビ、【1-192S】シド・レインズ、【7-132S】フリオニールの存在が不可欠です。除去しながら場に出してしまえば、あとは8kダメージが簡単に飛ばせるアタッカーになります。除去されても痛くないのもポイントです。

もし【8-014L】ダンカンの枚数を減らすのであれば、セリスの枠は【8-037R】セリスにするべきです。こっちだとデッキのコンセプト自体が変わりそうですが。

 

ちょっと脱線しましたが、これだけ除去性能を増やすことで【7-128H】ユーリィ、【9-028L】蒼龍のルシ ソウリュウなどの放っておけないフォワードを除去できない、という場面は減りました。ただし、いくら除去できるからといって、どうでもいいフォワードに除去を使ってしまうと後から困るので、使うのはここぞというときにしましょう。

 

他に特筆すべきは【2-026L】ヴェイン2枚の採用でしょうか。これは先述した5種のデッキのうち『風単』以外の3種に刺さるため、採用しています。アタックを止めたい【5-126L】暗闇の雲、【5-118L】ラムザ、【9-028L】蒼龍のルシ ソウリュウ、【7-034L】セフィロスを封じれますし、【9-014L】ネール、【8-006L】クラウド、【3-092L】プリッシュのようなブロッカー兼アタッカーも阻止できます。

特に水雷相手には出すタイミングさえ間違えなければゲームを決めかねないレベルで有効です。【9-094L】フースーヤ、【5-126L】暗闇の雲が場にいる状態で出してしまえばこれを対処する方法は相手にありません。先日京都で行われたクリスタルカップの影響で水雷は相当数いると考え、2枚採用に踏み切りました。

 

バックアップから【5-031H】ギルバートを外したのは召喚獣が主体のデッキが減ったと感じたからです。【5-062L】ディアボロスや【4-093R】ヘカトンケイル等、強力な召喚獣は健在ですが、どれも警戒できないわけではありませんし、これらのためだけに【5-031H】ギルバートをダルにせずプレイする、というのは少々リスキーです。バックアップの枠を空けたいこともあり、今回はデッキから外すことにしました。

 

ではこのデッキを実際に回してみましょう。理想的なのはこんな手札。皆さんはどうプレイしますか?

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どのデッキ相手でも、『2ターン目【4-048L】ロックプレイ、ハンデス』は最強の動きです。まずはそれを目指しましょう。

この手札の場合【4-026H】ガストラ帝国のシドを2枚切りでプレイして【4-048L】ロックをサーチし、翌ターンに【8-005C】エドガー、【4-048L】ロックとプレイするか、【8-005C】エドガー、【8-031R】コキュートスをプレイして翌ターンに【4-026H】ガストラ帝国のシドで【4-048L】ロックをサーチ、プレイとするかの2択になります。

【4-048L】ロックが出た後、【8-031R】コキュートスを持っていればアタックできる状況を作れるので前者も捨てがたいですが、【4-048L】ロックが除去されるとおいしくないのと、デッキに【9-014L】ネールや【8-043H】ラスウェルなど、バックアップの展開が必要なカードがいますので、ここはよりバックアップが並ぶ後者を選択します。

翌ターンの2ドローは【7-034L】セフィロス、【4-038L】セリスでしたのでこうなります。

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この動きをする際、手札に残すカードは【4-048L】ロック>【7-034L】セフィロス=【8-043H】ラスウェル>【5-032H】グラシャラボラス、としてください。

基本的に【4-048L】ロックが殴り始めたら勝ちます。それは相手も重々承知のことなので、この【4-048L】ロックは全力で消しにかかるでしょう。その後に2枚目の【4-048L】ロックを出せればさらに相手のリソースを削れますし、【7-034L】セフィロスでも同じことが言えます。【8-043H】ラスウェルや【5-032H】グラシャラボラスは相手が【4-048L】ロックを除去できずにフォワードを立ててきた場合の回答になります。写真の場合、【8-005C】エドガーがいるのでよっぽど殴れないなんてことはなさそうですが。

ご存知の方も多いと思いますが、【5-032H】グラシャラボラスは【4-048L】ロックがいる場合『ダル・ハンデス』モードが最強です。

 

【4-048L】ロックでマウントさえ取れてしまえば、あとは重要度は低いものの相手にとっては無視できないフォワードから順にプレイしていきましょう。そういったカードは状況に応じて変わります。よくある例を言えば、【4-021L】マッシュなんかは放っておくと攻撃が通り続ける嫌なカードですが、【8-043H】ラスウェル、【9-014L】ネールのようにゲームを決める力は持っていません。【4-021L】マッシュにリソースを使わせてから【8-043H】ラスウェルや【9-014L】ネールを出す、といったプレイを心掛けましょう。

 

どのデッキでもそうですが、火氷は特に1回有利な状況を作ってしまえば、あとは負け筋をつぶしていくゲームになります。【1-107L】シャントットでリセットされるのが怖いのであれば、常に相手の手札を0枚に保つか【9-014L】ネールをとっておく、【7-128H】ユーリィで挽回されるのが怖いのであれば、対処札を握っておく、というように、その状況でされたら一番嫌な動きを想定して動きましょう。

 

では初手で【4-048L】ロックがプレイできない場合はどうでしょうか。例えばこんな具合です。

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この手札の場合、序盤から相手にプレッシャーを与えるには【4-038L】セリスを2ターン目にプレイすることが必要です。しかし【8-036C】セッツァーを置くと相手に【4-038L】セリスが見えてしまうため、相手の初手は【4-038L】セリスを想定した動きになりやすいです。

 

例えこういうときでも、カテゴリⅥのバックアップが含まれてるときは必ず初手でバックアップを2枚置いてください。そうすることでトップ次第で次の動きが見込めるからです。

・トップで【4-026H】ガストラ帝国のシド:プレイから【4-048L】ロック。宇宙

・トップで【4-048L】ロック:プレイしつつ【8-005C】エドガーアクティブ。

・トップで2cp相当のバックアップ:バックだけでプレイし、【7-034L】セフィロスの受けを残しつつや翌ターン【4-038L】セリスを【8-005C】エドガーアクティブ状態でプレイ可能。

・トップで何も引かず:【4-038L】セリスプレイ。ダル系のカードを残し、4kダメージのプレッシャーを与える。

 

下に行くほど弱い動きになりますが、最悪でも【4-038L】セリスなので悪くはないです。【5-032H】グラシャラボラスを残して【8-014L】ダンカンや【7-132S】フリオニールなどの受けを作りましょう。(出てきたフォワードをダル・ハンデスし、セリスで4kダメージ+追加焼き)

 

まだまだ書きたいことはありますが、簡潔にまとめると以上のようになります。

火氷は強いデッキですが、ほかのデッキと比べて『相手を知る』ことが重要になってきます。先述の負け筋を潰す動きがわからなければ手痛いしっぺ返しをうけることもありますし、切り札を対処されて詰め切れないこともあり得ます。

常に1ターン先、2ターン先を考えて行動することが特に重要となってきますので、火氷を使っているとプレイングを磨くこともできると私は思っています。

来週に延期となったMASTERS EVE、MASTERS FINALでぜひ使ってみてはいかがでしょうか。