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【FFTCG】結局今の火氷ってどうなの?

おはようございます。

 

たまごまんです。

 

最近関西でFFTCGの新規さんが増えているらしく、

ありがたいことに既存プレイヤーさんの紹介で

火氷について構築やプレイングを聞かれることが増えました。

 

以前にも火氷についていくつかブログに書きましたが、

結局のところOpusXI環境でどうなの?ってところについて

今日は少しだけお話ししたいと思います。

 

結論を先に述べると、火氷は現状厳しいと言わざるを得ないです。

単純に私の研究不足もありますが、前環境に比べて有利な相手が減り、

不利な相手が増えている印象です。

 

Ⅰ.そもそも火氷の強みとは?

具体的な話をする前に、火氷の強みについて考えてみましょう。

 

① 単体でのフォワードの質が圧倒的でトップ勝負に強く、

 どれか1枚が生き残ると相手に甚大な被害を与えることができる。

② 【4-038L】セリスで除去しながら、あるいは【4-048L】ロックでハンデスしながら

  殴ることができ、殴り合いに非常に強い。

③ 相手によってデッキのスピードを変化させることで柔軟な対応が可能

 

こんなところでしょうか。それぞれ解説していきます。

 

火氷は入っているフォワードのレアリティを見ればわかる通り、ほとんどがLレア、

そうでなくともHであることからも見て取れるように、フォワードの質が非常に高く、

またシナジーの要求も【4-048L】ロックくらいでほぼないため、

単体でのフォワードの質が圧倒的に良いです。

故に残れば有利な展開に持っていけるカードが多く、(【4-021L】マッシュ、

【4-048L】ロック、【8-043H】ラスウェルetc...)相手の除去能力が余程高くないと

対処しきれません。この強みのお陰で除去の薄い水風、風単系のデッキには

非常に有利に立ち回ることが可能です。

 

お互いが殴り合う展開になった場合、【11-118L】セリスの除去能力や

【4-048L】ロックのハンデス能力、【8-043H】ラスウェルのダル凍結能力は

相手に比べてアタックすることで得ることのできる優位性を向上させてくれます。

 

これは以前にもブログに書いた通り、長期戦に強いデッキには序盤からリソースを

奪うために多少無理してでも【7-034L】セフィロスを出したり【4-048L】ロックで

殴ったりとできますし、バックアップがある程度並んでいれば、

無視できないフォワードを一気に展開して、「さぁ、どれを対処する?

どれも嫌だろう?」な状況を作ることもできます。

 

 

実はOpusXI環境ではこの3つのうち、①、②の強みが薄くなってきてしまっています。

 

 

Ⅱ.フォワードの質で勝負できなくなってきた

相変わらず単体での質はトップクラスです。ただ、前環境の【10-020L】レェンのように、

シナジーを要求するものの揃えた時のリターンがとてつもなく大きいカードが多くなり、

シナジーデッキの質に押されることが多くなってきました。

(【10-020L】レェン、【11-063L】リッツ、【11-064L】アーシュラなど)

 

加えて、除去の質も上がってきており、こちらの優秀なフォワードを捌ききられてしまう

場面も以前と比べて非常に多くなりました。

(【10-002H】イフリート、【11-097H】ニックス、【11-090L】クジャ、【7-034L】セフィロスなど)

 

もちろん【11-009L】シャドウや【11-008H】ジタンのような新しい戦力も手に入れましたが、

上記のようなカード群についていけるほどのカードではなく、①の強みは薄くなってきています。

 

 

Ⅲ.殴り合いで普通に負ける

これは【11-140S】カダージュの存在が非常にでかいです。

【11-140S】カダージュが相手の場にいる状態で殴り合いになった場合、

相手はブレイブを持って殴れるため、殴ったフォワードを防御に回せます。

従ってこちらの精々8000クラスの貧弱なパワーラインでは攻撃を通せないことも多く、

結果【4-038L】セリスや【4-048L】ロックの効果が使えずに優位性を確保できません。

 

また、同じシナジー要素を持った3cp7000である【11-063L】リッツは

アタック時に3cp分のアドバンテージを得るのに対し、【4-048L】ロックは

攻撃を通してやっと2cp分のアドバンテージにしかならず、

しかも【11-063L】リッツはSアビリティを使わずともDamage3だけで

アンブロッカブルになることが可能です。

言ってみればリソース面で見た場合【11-063L】リッツは【4-048L】ロックの

完全上位互換なのです。【11-063L】リッツと殴り合った場合は確実に負けます

 

 

 

Ⅳ.極めつけに9000ラインが多い

以前ブログでも書きましたが、【9-028L】蒼龍のルシ ソウリュウのような

無視できないパワー9000は非常に厄介です。

そのため対氷単は非常に不利だったのですが、【11-024L】ウーマロ、

【11-025H】オーファン等、無視できないパワー9000が更に増えてしまいました。

対氷単だけではありません。【11-015L】ブラスカの究極召喚獣はもちろん、

【11-130L】セフィロスや先述の【11-140S】カダージュも無視できません。

これらのカードを対処するためにはカードを2枚以上使う必要があり、

連打されるとどんどん不利になってしまいます。

 

 

Ⅴ.まとめ

火氷は強みが薄くなっているだけではなく、弱点も突かれやすくなってしまっており、

OpusXI環境では少し厳しいと言わざるを得ない状況です。

ただ、私も大好きなデッキが戦えないのは本当に悲しいので、

この状況をなんとか打破できないものか試行錯誤しております。

 

このままでは火氷を使いたいという新規さんにも申し訳ないので、

近日中にこの状況を打破するための構築をお話ししたいと思いますが、

まだ試しきれていないので、データが揃って確信が持てたらアップロード致します。

 

 

今回は少し後ろ向きな記事となってしまいましたが、

ここまで読んでくださりありがとうございました。

 

またどこかでお会いしましょう。それでは!