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【戦略記事】火氷のススメ その2.5

初めての方ははじめまして。

 

そうでない方、3日ぶりです。

 

たまごまんです。

 

先日書いた火氷の対WOFF記事が想像の10倍くらい見ていただいていたのですが、かなり雑に書いてしまっていたので追記という形で他のマッチアップについても展開していきます。

 

リストはこの間のものから【9-017C】ベリアスを抜き【10-002H】イフリートと【8-006L】クラウドを増量し、さらに除去に寄せました。

 

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【5-028C】裏魔道士も試したいのですが、入れ替え枠であるところの【5-031H】ギルバートがハンデス要員として必要であるため、悩みどころです。その辺りは今後詰めていき、また次の機会にでも展開します。

 

かなり除去に寄せたので、前環境のように【7-128H】ユーリィが対処できず負ける、【9-057L】ヤズマットに立ちはだかられて突破できない、といったケースは格段に減っています。【9-017C】ベリアスがなくとも【4-021L】マッシュや【9-014L】ネール、【8-043H】ラスウェルが各3枚ずついるので突破力も健在です。

 

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以前も書きましたが、除去力の要になるのが【4-038L】セリスです。【4-038L】セリスはビート系のデッキに対して非常に良いプレッシャーを与えてくれます。相手のフォワードとこちらのフォワードが交互に殴る展開になった場合、こちらは相手のフォワードを除去しながら殴れるからです。4000ダメージでは殺しきれないフォワードには【5-032H】グラシャラボラスや【7-132S】フリオニール、【8-014L】ダンカンでとどめを刺しましょう。【8-043H】ラスウェルの1000ダメージも有効です。

 

【8-037R】セリスを採用しているリストをよく見かけますが、【8-037R】セリスは突破力の不足を補うためのカードであり、アグロ向きのカードです。

このリストではフォワード1体1体が決して軽いわけではないので、【8-037R】セリスである必要性がまったくありません。各種の強力な4cpフォワードや、【7-034L】セフィロスを採用している場合は必ず【4-038L】セリスを採用してください。

 

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基本的な回し方はこれまで同様、【4-048L】ロックで序盤にプレッシャーを与えながら徐々にバックアップ、フォワードを展開していき、【8-043H】ラスウェルや【9-014L】ネール等のフィニッシャーに繋げる形になります。

デッキのフォワードが相変わらず強いので、トップ勝負に持ち込んでもかなり有利に戦えます。相手の手札が2枚の時は【7-034L】セフィロスはじめ各種ハンデス能力で選択肢を奪っていきましょう。相手の選択肢を奪うために【9-014L】ネールの能力でバックアップの【5-031H】ギルバートを除外し、手札の【5-031H】ギルバートを出してハンデスをすることも稀にですがあります。

 

・対【10-104R】ランペールデッキ

世界選手権で優勝し、その対応力の高さから各地で絶賛されている【10-104R】ランペールデッキには、基本的にはかなり有利が取れます。3C型ならさらに有利です。

【10-104R】ランペールデッキは対応力が高いとはいえコントロールデッキなので、バックアップの展開が必要条件になります。しかも【9-094L】フースーヤの関係上、デッキのバックアップは基本的に初期コストが大きいため、序盤でバックアップを並べるのはかなり労力を割くことになります。

ここで相手の手札が減るタイミングは必ずあるので、そのタイミングで【7-034L】セフィロスを出すか、【4-048L】ロック、【7-035L】セラ、【5-031H】ギルバートで手札を消し飛ばしましょう。相手の捨てたカード次第では【5-032H】グラシャラボラスハンデスのみのモードで使用しても構いません。

こちらのフォワードは除去に弱いため、【9-084H】カインまたは【10-028L】暗闇の雲と【10-104R】ランペールのコンボが決まってしまうとかなり苦戦を強いられますから、これらを手札でそろえさせないように立ち回ることが重要になります。

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また、【10-098L】フォルサノスにも要注意です。【2-026L】ヴェインや【9-014L】ネールで突破は可能ですが、ほとんどのカードが封じられてしまいます。

ただ、【10-098L】フォルサノスを出すためには【10-098L】フォルサノスを含めて手札は3枚無ければならないため、【4-048L】ロックのアタックまたは【7-034L】セフィロススペシャルアビリティで継続的なハンデスが成功していれば脅威ではありません。仮に手札が3枚の状態から出てきても、相手の手札はそれで尽きるため、多少無理をして対処しても問題ありません。常に相手の手札枚数は意識しておきましょう。

 

【2-026L】ヴェインの存在も相性を補完してくれます。相手のフォワードは【5-099H】イルーア等を除きほぼ5cp以上なので、いっぺんに相手の動きを止めることができます。

ただし、出すタイミングには注意しましょう。【9-084H】カインや【9-094L】フースーヤが出ていない状態で【2-026L】ヴェインを出すと、返しで除去されてしまう可能性があります。最低でも【9-084H】カインや【9-094L】フースーヤのどちらかはケアできる状態で出しましょう。(例、相手の手札が0枚なので2枚ドロー含めても【9-094L】フースーヤは出ない、相手のブレイクゾーンやダメージゾーンに【9-084H】カインが3枚見えている、等)

 

まとめると

・各種ハンデスで序盤の隙に手札を削る

・【4-048L】ロックの攻撃を通すか、【7-034L】セフィロススペシャルアビリティで相手の手札を継続的に削る

・もしもの時のために【2-026L】ヴェインは持っておき、ここぞというときに出す

の3点を意識すれば、有利に立ち回れるでしょう。

 

 

・対 水風デッキ

水風も風単もですが、先ほどの【10-104R】ランペールデッキ以上にバックアップが必要最低条件となるデッキです。そのため、【8-058R】ノルシュターレンや【2-063R】パイン等、バックアップをサーチできるカードが採用されることがほとんどです。

【10-104R】ランペールデッキと違ってバックアップの展開はスムーズなので、序盤の隙はあまりありません。ということは序盤に隙を作りに行くのが大事です。

 

【4-048L】ロックが役立つのは当然として、【4-038L】セリスもいい働きをしてくれます。特に水風相手では、二色であるがゆえにバックアップの一色を凍結することは実質的なハンデスに繋がることが多いです。【4-048L】ロックのカウントにもなってくれるので、積極的に序盤から使っていきましょう。

 

また、序盤の【4-048L】ロックを対処できるカードが【3-123R】暗黒の雲ファムフリートくらいなので、コスト損することはほぼありませんし、対処されなかった時のリターンが非常に大きいので、【4-048L】ロックはCIPハンデスが見込めなくとも2ターン目に出せるなら出してしまってOKです。

 

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ケースバイケースですが、実は【7-034L】セフィロスは効かないことが多いです。【5-062L】ディアボロスの存在がありますし、先述の通りバックアップの展開は楽なので、序盤に手札が2枚以下になることがなかなかないです。

もちろん、【8-060L】フィーナと【1-198S】ヴァルファーレのコンボもあるため、リソースを奪うことは重要なので、手札を全消しできるときは積極的に使っていきましょう。

 

中盤以降相手の場が整ってくると、【10-117H】ティーダや【1-199S】パインが突破できないことが多いです。【10-002H】イフリートをを使ってもあまりおいしくないので、これらをカードを消費せずに突破できる【4-021L】マッシュは抱えておくことが重要です。昔から水風は【4-021L】マッシュが苦手なので、上手く使っていきましょう。

 

 

まとめると、

・序盤は【4-038L】セリス、【4-048L】ロックで戦う=これらが2ターン目に出せるかどうかが手札のキープ条件

・中盤以降は【4-021L】マッシュで戦う=できるだけ手札で抱えておく

・【7-034L】セフィロスはむやみに使わず、相手の手札を確実に奪える時だけ使う

の3点を意識して戦いましょう。

 

 

 

 

簡単にですが、デッキの回し方、対戦相手別に2つの有利相性デッキとの戦い方を紹介しました。名人戦も残すところあとわずかとなりましたが、火氷を使っている方や使ってみたい方の助けに少しでもなれれば幸いです。

 

火水ギルガメッシュや、風氷ヴァン等の比較的新しいデッキへの戦い方もそのうち紹介できればと思います。まだ直接戦ったことがないので何とも言えませんが、やはり【4-038L】セリスですれ違うことが大事かなと思っています。

 

それではまた次の機会にお会いしましょう。

ここまで読んでくださってありがとうございました!