はじめての方ははじめまして。そうでない方、お久しぶりです。
たまごまんです。
もう22弾が発売しようというところですが、
21弾環境は個人的にとても苦しかったので、使うデッキの推移とか、
最終的に使ったデッキの紹介とか、まぁ備忘録的な感じで残そうかなと思います。
●世界選手権~名人戦関西予選
20弾環境はあずやん、ぱっつぁんとの調整グループ、
『あずやんJAPAN』で調整を行ってましたが、
20弾環境終盤からプチデビさん、ちょーぎょーじさん、
リアンさん・センリさん兄弟の調整グループにお声がけいただき、
『悪魔研究会』としてデッキ選択・調整を行ってきました。
悪魔研究会ではプチデビさんのデッキ構築能力が大変高く、
特に環境初期は頼らせていただきました。
今は頼り切りにならないよう、チーム内でデッキ構築力を高めようと
定期的にテーマを設けて構築力アップ企画をやったりしています。
さて、世界選手権で猛威をふるった7コストWoLとあわせて、
最初の関西予選でのデッキ候補は以下の4つ。
② 水氷グリーヴァロック
※関西予選の翌日ちょーぎょーじさんが東北予選で使用・優勝
③ 水氷モンスター
④ 土単
このうち①は世界選手権の影響で対策されているだろうと考え、
④は環境の速度に着いていくのが難しいと判断し、②③のどちらかに絞りました。
会場手前までずっと悩んでいましたが、好きなFFⅥのキャラが多い②を使うことに。
結果、7WoL対策の【12-002H】アマテラスや【5-068L】ヤ・シュトラが
デッキの要である【11-124H】リルムにぶっ刺さり、敢え無く3-3敗退。
ただ、その中でも、【21-074L】ネオエクスデスを2回出されても勝つなど、
デッキのポテンシャルは感じていたので引き続き研究を続けることに。
●中国地方予選・四国地方予選
その後は【21-027L】グリーヴァ系のデッキが各地で結果を残し、
続く中国地方予選、四国地方予選では一定数使用者がいると考え、
【21-027L】グリーヴァを対処できるデッキを選択しようと考えました。
水氷モンスターは【5-090R】ヒルギガースの採用等で対策できますが、
【1-107L】シャントット無しでは【21-027L】グリーヴァに対する
決定打が無く、土属性を混ぜた3色にする必要が迫られました。
しかし、大会まで時間がない中で3色とした場合のデッキ内容、
プレイング等を磨く自信がなく、既存のデッキから選ぶことにしました。
中国地方予選で使用したのは火雷ⅩⅢです。
おそらく前年対面して一番負けたであろうデッキで苦手意識もあったので、
使ってみることで弱点を把握しようとしたのも理由の一つですが、
【19-104H】マディーンや【19-130S】バハムートで【21-027L】グリーヴァの
対処がきれいにできる点、【19-129S】ヴァニラのスペシャルアビリティで
7WoLの並んだフォワードを一掃できる点を評価しての使用でした。
結果は、【21-027L】グリーヴァ系と7WoLには勝ったものの、
土水カオスアーク2つに阻まれて2-2敗退。
前回の大会よりも進んだ環境に対応できていませんでした。
火雷ⅩⅢはいいデッキではありますが、勝ち筋が細く、
通すべきカードが結局のところ1種類なので対応されやすいと感じました。
そしてこの日使われた土水カオスアークが、明確に不利そうなデッキが環境に少なく、
使っているのを後ろで見ていても大変強く感じたので、使用していたしらたまさん、
しーゆーさんにお願いして回し方を教えてもらうことに。
関東でもしどさんが結果を残していましたが、この日しらたまさんが使用して
優勝したのは【13-093H】サラ【7-069C】コルカを採用したバック安定型で、
【20-117L】ユウナが入っているのも特徴的でした。
【13-093H】サラ【7-069C】コルカの流れで召喚獣を2枚切れていると、
【19-119L】ウネをサーチしてそのまま2ターン目に出せる動きもここで教わり、
カオスアーク以外のプランについても把握しました。
とはいえ、パーツを持ってきているわけではなかったので、
続く四国地方予選は水氷モンスターで出場しました。
7WoLには勝てたものの、光の戦士の初手【19-119L】ウネに対して
【5-090R】ヒルギガースを引いてしまったために対処できなかったり、
あずやんのフルアート単に引き分けたりと、2-2で奮わない結果となりました。
しかし、この遠征で土水カオスアークに確かな強みを感じた僕は、
帰って早速構築、悪魔研究会で調整を行い、その結果、
偶数バックアップと【16-129L】カオスのサーチ手段を増量し、
より安定性を増した構築とするのが良いと判断。
また、同型対策で【8-083C/1-117R】ヘカトンケイルを増量したりもしました。
●中部地方予選
そして迎えた中部地区予選では、モールズの夜会や光の戦士のような多色系のデッキに
安定してカオスアークを揃えることができ、5-1で無事権利獲得となりました。
この日特筆すべき点は、火雷ⅩⅢに2回当たって勝利しているところです。
広島で火雷を使用して土水カオスアークに敗北した経験から、何をすればいいのか、
どう対応すればいいのかが明確になっており、
・【9-114C】不浄王キュクレインで【19-138S】ライトニングやヘイストを止める
・召喚獣以外で対処されない【20-117L】ユウナで盤面を整える
・【16-129L】カオスを早めに出して【19-105H】アークを構える
といった必要な行動とそのためのカードサーチをしっかりできたのが、
勝ちにつながったと思います。
この日回してみた感触では、コントロールデッキのように扱われがちな土水ですが、
アグロ耐性はかなりあり、むしろ有利じゃないかとまで感じました。
●名人位決定戦
その後はカオスアークミラーで有利を取れる雷単カオスアークが札幌で、
バウンスによりアドバンテージを稼ぐ水風モンスターが海外で、
それぞれ結果を残しました。
名人位決定戦のデッキを選択する段階での候補は以下の通り。
① 雷単カオスアーク
② 土水カオスアーク
③ 4C光の戦士
④ 7WoL
⑤ 水風モンスター
⑥ 風単、風氷等のキャストデッキ
⑥は世界選手権で優勝者のアレックスがデッキBとして風単を使用しており、
環境の速度が後ろ寄りになっていたことで候補に挙がりました。
カオスアークが手に馴染んでいたこともあり、基本的に②の方向で検討をしましたが、
有利相性である4C光の戦士が【19-108L】ジタンを搭載して対策する話もあったので、
採用カードの変更も含め、一つずつデッキを検討していきました。
まず①。自分の中でこの選択肢はなかったです。
①を使うことで最も有利が取れる相手は土水カオスアークで、
中部地区予選以降土水カオスアークの使用率は下降傾向にあったからです。
4C光の戦士に有利を取るのであれば土水でも問題は無いですし、
経験値は土水の方があったので、①を使うのであれば②が優先されます。
特に、【19-108L】ジタンや【16-022R】アウィン [FFBE]でコンボパーツを
落としに来るのであれば、サーチ性がより高い土水を選びたいという気持ちもあり、
雷単カオスアークの使用は見送りました。
次に②。やはり【19-108L】ジタンや雷単カオスアークの存在は気になりました。
この辺を意識して尚②を選んだ理由に関しては後ほど相性差の部分で解説しますので、
ここでは割愛しますが、結論としては②の土水カオスアークを使用しました。
③はデッキとしての地力はピカイチだったため悩みました。
ただ、やはり中部地区予選から結果を残し続けていたデッキではありましたし、
一定の対策はされていることが想定される中、デッキを使いこなすだけの自信も、
改良案も思い浮かばなかったので、候補から除外。
④は最後まで悩みました。
名人位決定戦での環境想定は一定数のアグロ、一定数のキャスト系と予想したので、
どちらにも五分以上に戦えそうなデッキだったからです。
使わなかった一番の理由は勇気がなかったからで、一定数使用されているであろう
【12-002H】アマテラスや【14-113R】リヴァイアサンを恐れるあまり、
思い切った動きが自分にはできないだろうと感じたためです。
⑤は正直よく知らなかったこともあり、情報不足でした。
ここは大きな反省点で、少なくとも北陸地方予選で結果を残したタイプくらいは
触れておくべきだったなと反省しています。
結果的にこの情報不足が名人位決定戦の一戦目を落とした理由の一つとなります。
⑥は、遅延化した環境に最もマッチしたデッキ選択です。
これも④と同じく使う勇気が無いため候補から外れました。
やはり何人かはアグロ系のデッキを持ち込んでくる想定でしたし、
それらに勝つためのメソッドを持ち合わせていなかったのが大きいです。
以上から、消去法という後ろ向きな理由ではあったのですが、
土水カオスアークを使うことに決め、細部の調整を行いました。
チーム内での調整と一人回しの結果、最終的な相性は以下の通りと感じました。
これは名人位決定戦後も変わっていない意見なのでここで載せておきます。
・4C光の戦士 有利
【19-108L】ジタンの存在があったとしても、【19-119L】ウネプランを徹底すれば
相性差は覆らないと確信しました。
そのため、【8-083C/1-117R】ヘカトンケイルも2枚採用のままにしています。
とにかくこのマッチは【9-114C】不浄王キュクレインが刺さるので、
【19-119L】ウネ定着後は構えておくだけでかなり勝ちに近づきます。
・雷単カオスアーク 不利
雷単に不利と感じたのは何といっても【21-081L】アーヴァインの存在で、
ブレイクゾーン有りきの土水にとっては放置できません。
【9-068H】ドラゴンはこちらの【9-068H】ドラゴン等で対策できますが、
【21-081L】アーヴァインはそうはいかないのも厳しいです。
しかもデッキの除去が大振りなので単騎で殴ってくる場合は【20-117L】ユウナに
頼らざるを得ず、その【20-117L】ユウナはブレイクゾーン除外に弱いので、
【21-081L】アーヴァインは完全に致命的な存在でした。
ただ、【20-086H】アリゼー等でフォワードを展開してきた場合は、
先にカオスアークを決めて手札を刈り取ることができるので、
雷単側のプレイング次第なところはあります。
・7WoL 微有利
基本的にはカオスアーク直行プランでどうにかなることが多いです。
【1-107L】シャントットをはじめ、スイープ系も刺さりやすいですが、
【21-121L】ウォーリアオブライトのSアビと、【12-002H】アマテラスの
両方を構えられていた時だけ苦しくなります。
安全なうちに使わせたりして、カオスアークを通せるようにしたいですね。
・火雷(ⅩⅢ、ⅩⅣどちらも) 有利
EXバーストの枚数と、【9-114C】不浄王キュクレインの存在、豊富なスイープと、
【20-117L】ユウナの相性もいいことから、丁寧に対処すればかなり有利です。
ただEXバースト期待で不用意にダメージを喰らいすぎると押し切られてしまうので、
序盤から除去は意識して動きたいです。
・水風モンスター(その他モンスター系デッキ) 不利
カオスアークコンボの都合上、フォワードを出さないデッキには基本不利です。
水風はまだ出てくる方ですが、バウンスで奪ったフォワードを戻されてしまいます。
絶望的な相性差にならないように【21-074L】ネオエクスデスを採用しましたが、
相性が覆ることはないと思います。
・風単キャスト 不利
【19-119L】ウネプラン取ろうにも【19-035R】アレキサンダーで対処されます。
【16-048H】ジタンで奪われるカードも大体強いです。
フォワードもあまり出してこないのでカオスアークコンボも狙いにくいです。
勝ち筋を通すのであれば、【19-035R】アレキサンダーを引いてないことを祈って
最速【19-119L】ウネと【8-083C/1-117R】ヘカトンケイルプランかなと思います。
デッキの方向性として、不利相性を意識するなら別のデッキを使えばいいと思い、
デッキの中身は大きく変えることなく、バックアップの【1-107L】シャントットを1枚
【21-074L】ネオエクスデスに変えただけで出場してきました。
以下、結果です。
1戦目 vs水風モンスター
【19-119L】ウネプランを通して【8-083C/1-117R】ヘカトンケイルを連打。
相手が【11-124H】リルムを引けずもたついた所を【9-063L】ガブラスや
【19-120C】ガーネットで刻んでいきます。
やむなく出てきたフォワードにカオスからのアーク2枚を決め、勝ち寸前。
相手はブレイクゾーンに【19-118L】ユウナがおり、
【21-119H】レナのSアビを撃てる状況。
【20-044L】エッジもいてクリスタルも持っています。
しかしこちらの手には【9-068H】ドラゴンがあったので、
5点目を入れ、【21-119H】レナはダル状態であったものの、
構えた方が強いと【9-068H】ドラゴンを撃たずターンを返します。
そしたら【5-068L】ヤ・シュトラが出てきたうえで
【21-119H】レナのSアビ→【19-118L】ユウナDamage5効果と、
逆転に繋がる動きをされてしまい、負け。
冷静に【4-125C】クリオネの可能性もあったので、
【9-068H】ドラゴンは自メインで撃つべきでしたね。。。
2戦目 vs 7WoL
【12-099R】セーラ [FFL]→【21-121L】ウォーリアオブライトスタート。
【14-023L】ギルガメッシュ [FFBE]と【21-004L】カイエンが着地。
【14-023L】ギルガメッシュ [FFBE]の7色が揃っていたので【9-068H】ドラゴン。
返しの【1-107L】シャントットは【12-002H】アマテラスされてしまいました。
コストを見ると6色揃っており、嫌な予感が・・・
案の定、そのまま【21-121L】ウォーリアオブライトのSアビで7色揃い、負け。
正直どうしようもなかったと思います。割り切り割り切り(涙)
3戦目 vs土水モンスター
モンスター系デッキは【21-074L】ネオエクスデスを【10-068C】クーシーで
使い回してなんとか、って感じなので、バックアップがめちゃくちゃほしい。
にもかかわらず、サーチ込みで並んだバックアップは2枚・・・
中盤以降引けなかったバックアップが押し寄せてきてどうしようも無く負け。
4戦目 vsBYE
何もしなかったら勝ってました。
5戦目 vs火雷ⅩⅢ
【1-007R】ガドーからの【16-048H】ジタンスタートで、バックアップを抜かれます。
返しに【17-076H】マトーヤ [I]でリセット、そこからはヘイストで打点稼がれるも、
【9-114C】不浄王キュクレインや【20-117L】ユウナで切り抜け、
隙を見てカオスアークを揃えて勝ち。
6戦目 vs土水カオスネオエクスデスアーク
闇のネオエクスデスまで入ってるタイプ。
ミラーはバックアップをいじめてなんぼなので、【19-119L】ウネをサーチ。
しかし召喚獣の枚数が足りずに4CPで出せない状況。
少しまごついてると、相手がディスカードで【12-110L】ネオエクスデスを捨て、
闇が押し寄せてきて厳しそうと判断。ゆっくりバックアップを伸ばしました。
結局、諦めて出てきた【12-110L】ネオエクスデスを【19-119L】ウネで戻しつつ、
残ったバックアップに【8-083C/1-117R】ヘカトンケイルを当てて更地に。
そこからはひたすらいじめ抜いて勝ち。
結果3-3
●反省点
今環境は、どのデッキを選んでも不利相性はかなり厳しい戦いになるので、
後ろ向きな理由でのデッキ選択でしたが、そこについては後悔していません。
1戦目のミスが痛すぎるので、仮想敵の研究はちゃんとすべきだなと思いました。
折角調整グループに入れていただいたので、スパ用に仮想敵デッキを用意するとか、
想定される盤面ごとのプレイの方針等、来期はもう少し意識していこうと思います。
最後に、今期使った土水カオスアークの採用カードと、その説明、
それから採用を見送ったカードについて書いて終わろうと思います。
【16-129L】カオス
11CPと書いてはありますが、実質的な最大コストは9CP。
相手の場に【1-107L】シャントットがいると0CPで出せます。
奪うフォワードは対戦相手が選びます。光・闇属性は選べないですが、
同名カードが選ばれた場合はコントロールが移ったタイミングでルールにより
両方ともブレイクゾーンに置かれてしまうことは覚えておきましょう。
勘違いされがちですが、奪うフォワード次第では7コストや9コストで出しても
十分元は取れており、【19-105H】アークとのコンボが前提であれば単色相手でも
十分にアドバンテージを得ることができます。
【19-105H】アーク
除去&2枚ハンデス。カード1枚は2CP分なので、コンボ達成0CPで放つと
単純に4CP+除去したフォワードのコスト分得しています。
こちらも状況次第では9コスト支払って召喚することも全然あります。
特に相手の手札が2枚の時は効果絶大で、ゲームが進行すればするほど残してある
手札は強いカードであることが多く、手札をすべて捨てさせる動きは
通常のハンデスより価値が高いです。(氷属性を良く使う人はピンと来ると思います)
同様の理論で、相手の手札が1枚の時でも渋らずに使うことが大事だったりします。
【19-119L】ウネ
召喚獣豊富なこのデッキでは生き残るとかなり勝ちに近づきます。
【19-105H】アーク連発でリソース差を付けるのもそうですが、
最近のデッキは【8-083C/1-117R】ヘカトンケイルで破壊できるバックアップも多く、
効果的なマッチはかなりあります。
このカード自体がバックアップに干渉できるのもあって非常に効果的なので、
ここまで何度も書いてきた【19-119L】ウネプランで基本の動きになります。
【20-117L】ユウナ
【19-105H】アークのバリューが上がるのはもちろん、
【9-114C】不浄王キュクレインが2ドローになったり、
【8-083C/1-117R】ヘカトンケイルや【9-068H】ドラゴン等、
撃ちやすい召喚獣が多いので、5CP分の働きは見た目よりもすぐに回収できます。
スペシャルアビリティ『ホーリー』は、このデッキでは十分なダメージが出る他、
コストがSだけなので【10-068C】クーシーで弾を回収して使ってもコスパ十分です。
しかも【10-068C】クーシー使うと自身の効果でドローまでできます。
アビリティによる除去耐性も相まって、火雷系のアグロに対して真価を発揮し、
デッキの苦手なレンジを補ってくれています。
当然ですが、ホーリー解決前にブレイクゾーンの召喚獣を除外されてしまうと
ダメージが減ってしまうことには注意。
名人位決定戦でも引き続き採用したのは、アグロ系デッキを意識してのことです。
【19-120C】ガーネット
【19-119L】ウネは基本定着しないので、召喚獣回収はこちらで行うことが多いです。
このデッキ唯一の雑に出せるフォワードなので、睨みあいになった時はコスパのいい
アタッカーとしても働きます。
ブレイクゾーンを除外されない限りは【10-068C】クーシーと無限機関です。
状況次第ではデジョンすることもあります。
手札が溢れやすいデッキではあるので、手札調整でデジョンすることが多いかも。
【9-063L】ガブラス
【20-117L】ユウナ、【19-119L】ウネ、【16-129L】カオスのどれもがこのデッキでは
重要なカードですので、それらにアクセスできるEXバースト要員として採用です。
特にコンボパーツである【16-129L】カオスをサーチできるカードは
一定数確保しておく必要があるので、最低1枚はデッキに欲しいです。
【21-074L】ネオエクスデス
こいつがいないと対モンスター系がしんどすぎるためお守り採用。
相手のモンスターとバックアップ2枚と交換できるだけの価値は結構あって、
【16-043H】アトモスなんかは実質バックアップ2枚分の働きをしますし、
【5-090R】ヒルギガースや【4-125C】クリオネなんかがあると
デッキの強みを全く活かせないので、バックアップを渋ることなく、
思い切って出すのが大事です。
【19-068R】リディア
このデッキ最強のバックアップです。
召喚士は【20-117L】ユウナ、【19-120C】ガーネット、【14-099C】エーコ、
【19-068R】リディア自身がサーチ対象で、状況に合わせて持ってくる物を選びます。
コンボパーツである【19-105H】アークもサーチ可能で、
その場合のみ【19-120C】ガーネットを一緒にサーチできます。
バックアップの安定化とサーチ性能の高さから3枚採用。
【14-099C】エーコ
ブレイクゾーンに落とした召喚獣は自身の能力で回収できるため、
疑似サーチとして使用できます。
よく【19-068R】リディアから持ってきて【19-105H】アークを落とします。
【19-105H】アークを落とすのは手札に闇属性が押し寄せることの抑止にもなります。
【16-129L】カオスいるときにこいつ立たせとくだけで相手は嫌がってくれます。
ブレイクゾーン除外には注意。
【13-093H】サラ、【7-069C】コルカ
もはや定番のバックアップ基盤。
ただ【13-093H】サラのサーチ先は同じ【13-093H】サラか【7-069C】コルカのみ。
初手で【13-093H】サラ⇒【7-069C】コルカ⇒【19-119L】ウネサーチと動くことで、
2ターン目に【19-119L】ウネを出すプランが奇麗になります。
【13-093H】サラ【7-069C】コルカを出すために召喚獣が2枚切れているとなお良し。
【6-108R】イシュガルド教皇
重いんですが、万能サーチなのでコンボパーツはもちろん、スペシャルアビリティ用の【20-117L】ユウナや【19-119L】ウネプランの【8-083C/1-117R】ヘカトンケイル等、
勝ち筋に関わるカードを持ってこれる点は非常に強力です。
【16-129L】カオスさえ出てればサーチした【19-105H】アークはすぐ撃てますし、
状況次第では重さもあまり気にならないかも。
【11-072R】デシ
こちらはフォワードしかサーチできませんが、色の出せるバックアップとしての役割が
大きいです。構えておきたい召喚獣の代表が【9-114C】不浄王キュクレインと
【9-068H】ドラゴンですが、それぞれ属性が違います。
特に【9-114C】不浄王キュクレインを構えるときは水属性のバックアップ1枚を
立たせておきたいところ、【9-068H】ドラゴンも構えるにはほかの土属性のカードを
手札に用意する必要があり、それらが【19-119L】ウネや【19-120C】ガーネット等だと
あまり切りたくはありません。
しかし【11-072R】デシであれば1枚で両方構えておくことが可能なので、重宝します。
【6-108R】イシュガルド教皇と3-3で採用し調整した結果、スムーズにバックアップを
並べるために併せて採用できる許容枚数は計4枚と判断し、2-2で採用しています。
【1-107L】シャントット
もはや説明不要のスイープ兼全色バックアップ。
相手によっては【6-108R】イシュガルド教皇でサーチして牽制したりもします。
今回はミラーや雷単カオスアークを意識して2枚採用にとどめていますが、
引きたいマッチが多いことも事実なので、3枚も視野です。
【18-055R】クルル
【21-069C】クルルとどちらにするかは好みです。
ただ、コンボパーツを揃えれるカードは多めに採用しておきたいので、
個人的にはこちらに軍配が上がります。
余談ですが、【16-129L】カオスで【19-102L】レフィアを奪ったら
アタックフェイズ開始時にアクティブになりました。
【19-050C】マトーヤ
コンボパーツを揃えれるカードは多めに(ry
【16-129L】カオス【19-105H】アークや【20-117L】ユウナは横並びに対応しにくく、
【1-107L】シャントット以外のスイープ手段を入れたかったので採用候補しました。
【15-082H】ヘカトンケイルとどっちを使うか。それとも両方デッキに入れるか。
【9-114C】不浄王キュクレイン
登場から徐々に採用率が上がり、今では水属性の汎用召喚獣までになっています。
アタック時に発動する能力、ターンエンド時に発動する能力は強力なものが多いので、
刺さらない相手はあんまりいないんじゃないかな。
明確に止めたいカードが思いつかない場合は減らしてもいいとは思います。
【9-068H】ドラゴン
これを大事にできるかどうかがポイントになるマッチは多いです。
相手の【9-068H】ドラゴンによるブレイクゾーン除外や、【16-129L】カオスに対する
【12-002H】アマテラスに対して召喚獣無効化の能力で使うこともしばしばあります。
これを使うタイミングがめちゃくちゃ難しいんだ・・・
【10-068C】クーシー
フォワードの絶対数が少ないこのデッキは、こいつでフォワードを回収することで
誤魔化してる側面があるので、それなりに大事に使いたいところ。
【14-113R】リヴァイアサン
バーストはもちろん、光属性か闇属性がいれば手撃ちでも十分強いです。
カオスアークミラーだと、【16-129L】カオスをデッキに戻し奪われたフォワードを
自分の手札に戻せるので超超超超重要です。
ミラーだとわかったらできるだけ手札に残しておきましょう。
【8-083C/1-117R】ヘカトンケイル
相手のバックアップの属性を減らすことになるので【16-129L】カオスと微妙に
アンチシナジーですが、【19-128L】ウォーリアオブライトや【19-108L】ジタン等の
出されたくないフォワードを防ぐため、こいつをつかって邪魔しましょう。
勝ちプランの一つに関わるので最低2枚は採用したいです。
【15-082H】ヘカトンケイル
ギリギリまで迷った結果採用しました。
アグロ系を意識したのもそうですが、7WoL相手に7WoLを場に残しつつ、
横のフォワードを除去できる点を評価しました。
【18-089H】エキドナ
召喚獣回収枠。ほぼ4枚目の【19-120C】ガーネットですが、
モンスターであることを活かして【20-127L】神竜を対策できたり、
ダメージを詰める段階でEXバーストをケアできたりします。
ダブった【19-105H】アークを捨てることもできますが、
【16-129L】カオスさえ揃えば【19-105H】アークは手札にあればあるほど強いので、
捨てるのはどうしても手札の【19-105H】アークが邪魔、という時だけにしています。
※採用を見送ったカード
【15-120H】マインドフレア
会場でデッキリストを提出するまで悩んでたカードです。
結局、外した時のリスクが大きすぎるため不採用にしました。
フォワード奪ったときは【16-129L】カオスの除去能力のコストにできます。
【13-119L】ソフィ
【19-120C】ガーネットや【19-119L】ウネがいるので条件達成は容易に見えますが、
【19-119L】ウネは親の仇のように対処されるので、あんま揃わないです。
とはいえ、さすがに強いので気軽に出せるフォワードが増えれば採用可能性高いです。
【13-118C】セーラ [MOBIUS]
というわけで気軽に出せるフォワードです。
【13-093H】サラからサーチできるのもいい点です。
しかしながらフォワードの枚数が少なく、パワーも高いわけではないので、
採用する場合は基本的にドロー能力での運用になります。
【19-068R】リディア等のサーチでただでさえデッキ切れが早いので、
デッキを削るスピードを早めてまで採用する程ではないかな、ということで不採用。
アグロを意識しない環境であれば【13-119L】ソフィと併せて
【20-117L】ユウナの枠と入れ替えてもいいか。
【21-071H】タイタン
実は【20-117L】ユウナと【19-105H】アーク以外に単体除去が無いので、
小回りの利く単体除去が欲しく、採用を検討しました。
【21-081L】アーヴァインとか【19-108L】ジタンのようなフォワードの受け用です。
結局採用しませんでしたが、【15-082H】ヘカトンケイルはやり過ぎだったような気も
するので、こちらにしても良かったと思います。
単体除去タイタンだい!って早口言葉っぽいですね
【18-057C】コルカ
【13-093H】サラのサーチ先として、【7-069C】コルカと1枚ずつ入れることを
検討しましたが、そもそもフォワードをあまり捨てたくないこともあり、不採用に。
【10-078H】ドーガ
しどさんが使ってたタイプには入ってましたが、5cpバックが他にも多いのと、
誘発条件を満たす召喚獣をそんなに採用してなかったので入れませんでした。
【16-136S】アーロン
【20-117L】ユウナが召喚士で、【19-119L】ウネと【20-117L】ユウナを守れます。
主に氷系のデッキに対して強いですが、直近のトーナメント結果にもあまりおらず、
【21-027L】グリーヴァ系のデッキには他のカードで事足りているので、不採用。
【17-123L】ミンウ
二色デッキですが、【19-105H】アークを除外すれば1CPでもキャスト可能です。
【20-117L】ユウナを優先したくて、枠の問題で採用を見送りましたが、
【19-119L】ウネや【16-129L】カオスは守りたいカードなので、
環境次第では採用すると思います。
【20-114L】魔神
全く頭になかったのですが、名人位決定戦で当たったカオスアークが入れており、
確かに同型や雷単カオスアーク対策になるなぁと思いました。
風単キャストも召喚獣多めなので、阻害できるのは悪くないと思います。
気付いてたら採用してました。それくらい良いカード。
【13-120H】ドーガ
禁止カードなので採用を見送りました。
【14-116H】マシュリー
本当は入れたいんですけど、禁止カードなので採用を見送りました。
以上、21弾環境で考えていたことと、最終的に使った土水カオスアークについて、
言語化できることをつらつらと書いてみました。
構成とか全く考えず、時系列順に思ったことをただ書いただけなので、
もしかしたら(というか絶対)読みにくかったと思いますが、
ここまで読んでくださってありがとうございました。
次環境はリミットブレイクの実装により、大きく戦略が変わる予感もありますが、
今回の経験を糧に、精進して参りますので、今後ともよろしくお願いします。
●おまけ
執筆中に新弾フルスポイラー出ちゃいました。(というか明日発売)
せっかくなので、新環境での土水カオスアークについても書いておこうと思います。
・リミットブレイクの影響
基本的には土水カオスアークにとって追い風です。
フォワードを削って召喚獣を多く採用する構成上、デッキ内のフォワード数が
少ないというのは明確な弱点でしたので、それを補える点は大きいです。
また、【11-072R】デシや【1-107L】シャントットがいるため、
リミットブレイクで使用するカードの選択肢が広いのもポイントです。
特に【22-120H】クラウドは、天敵の【21-081L】アーヴァインや
【19-108L】ジタンを対処できるので、是非とも採用したいですね。
また、【16-129L】カオスを出すと2体フォワードが並ぶため、
対戦相手が多色で【16-129L】カオスのコストを低く出せる場合には、
バックアップ5枚から【16-129L】カオス→【22-123R】レオ→【22-122L】ティーダと
出せば【22-122L】ティーダのアビリティを使用する条件を達成できます。
そしてもちろん、【22-124H】リレリルラは【19-105H】アークにとって有用です。
一方で、リミットブレイクの存在は相手の手札を枯らす戦略の弱体化でもあります。
【19-105H】アークコンボにより手札を減らしたところで、リミットブレイクという
リソースが残ってしまうため、コンボを決めた場合でも、これまで通り安心できる、
というわけでは必ずしもなくなってしまう点は意識しておきたいです。
・新カードの採用検討
【22-066C】召喚士
今回の一般兵もかなり強いですねぇ。【19-105H】アーク回収できて、
【8-083C/1-117R】ヘカトンケイルや【9-068H】ドラゴン使いまわせて、
【10-068C】クーシー使えばフォワード回収になって、相当噛み合うと思います。
【22-057R】カーバンクル
【19-119L】ウネが動き出した状態でこれがあると【19-119L】ウネが場に定着します。
後ろ向きなカードではあるので、枚数は必要ありませんが採用圏内だと思います。
【22-066C】召喚士とも相性良さげ。
【22-093R】アニマ(Ⅹ)
お手軽除外除去。除外したい明確なターゲットが環境に出た場合は使うと思います。
1枚引かせれるのでデッキ切れが視野に入った場合にも有効です。
【22-061L】ギルガメッシュ
モンスター触れるのは大きいです。【21-074L】ネオエクスデスとどっち優先するか。
使用率の高そうな【22-120H】クラウドへの耐性を持っているのも◎。
以上、おまけでした!
それでは皆さん、良きFFTCGライフを!